町長コラム(令和4年9月)
自立堅持(町長コラム)
私が町長に就任した令和元年は10月に台風19号が襲来し、これまで経験したことのないような大災害をこうむりました。
翌年度以降も、豪雨災害や長時間雨量災害によって、河川や道路・農地などに甚大な被害が発生しました。
これらの被災箇所の復旧工事が、ようやく完了した矢先、今年7月に記録的な大雨が降り、町内各地に被害をもたらしました。
場所によっては、これまで被災を受け復旧した工事箇所もあります。原型復旧を基本とする災害復旧工事ではありますが、幾度となく同じ場所で災害が発生しており、費用対効果や人的被害の可能性も秘めていることからも、改良復旧の必要性を強く感じる次第であります。
立科町は、災害の少ない比較的安全な町だと云われてきましたが考えを改め、いつ何処で自然災害が発生しても不思議ではないとの認識のもとに、事前の備えや不時の際の対応に万全を期す必要性を強く感じております。今年も台風の襲来や集中豪雨等が襲ってくるかもしれません。
異常気象がもたらす影響は災害のみならず農産物の生産や人間の体調維持、環境面などにも影響が出ているのではないでしょうか。
温暖化対策は急務と考えます。
(広報たてしな2022年9月号「自立堅持(町長コラム)34」より)
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更新日:2023年03月31日