町長コラム(令和4年10月)
自立堅持(町長コラム)
今回のコラムは、「サポートカー限定免許」について、紹介させていただきます。
全国で2021年中に発生した交通事故は、約30万5000件で10年前の半分以下に減少しました。
一方で、75歳以上の高齢者が起こした死亡事故の割合は、全体の15.1%と過去最高を更新しているとの調査結果が出ています。テレビや新聞報道等で「高齢ドライバー」の事故のニュースを目にして、車の運転に不安を覚える高齢者は、決して少なくないといいます。
とはいうものの、公共交通機関が充実していない地域では、運転免許を返納することをためらう高齢者がいることも事実であります。
そうした中、今年の5月にスタートした「サポートカー限定免許」への切り替えを検討してみるのも一考かと思われます。
サポートカー限定免許とは「衝突被害軽減ブレーキ」、「ぺダル踏み間違い時加速抑制装置」が搭載された普通自動車(サポートカー)のみを運転できる限定免許です。
しかしながら、サポートカーに乗ることで交通事故を回避したり軽減したりする効果は期待できますが、絶対ではありません。
あくまでも、一つの事故軽減方策として紹介した次第であります。
(広報たてしな2022年10月号「自立堅持(町長コラム)35」より)
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更新日:2023年05月01日