町長コラム(令和5年2月)
自立堅持(町長コラム)
今回のコラムは、「泣いている赤ちゃんを泣きやませるには」についての話題をお伝えします。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」とよく言われますが、ミルクをあげても抱っこしても泣き止まないと親はストレスになるとの話をよく聞きます。実際に私も3人の子どもを育てた経験があります。とは言っても、妻や両親任せではありましたが。当時は寝かせつけることの難しさはありましたが、私は抱っこして歩きながら寝かしつけ、腰を下ろしてから膝の上で深い眠りまで抱いていた記憶があります。この問題に関しては、信濃毎日新聞の『はぐくむまなぶ』欄に「泣いている赤ちゃんへの効果、科学的に検証」との見出しで、理化学研究所脳神経化学研究センターの親和性社会行動研究チームの研究結果が記載されていました。それによると、生後7か月以下の赤ちゃんとその母親21組の協力で、より長時間の輸送で泣きやみの効果を検証。泣いている赤ちゃんを母親が抱っこして5分間連続で歩くと、泣きやむだけでなく、約半数が寝付くことを発見。ところが、抱っこ歩きでやっと寝付いてもベッドに下すと3分の1の赤ちゃんが起きてしまった。起きなかった赤ちゃんとの違いは、ベッドに置く前の時間がある程度長いと起きにくいことが分かった。深い眠りかどうかが分かれ目ではと感じた次第であります。
(広報たてしな2023年2月号「自立堅持(町長コラム)38」より)
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更新日:2023年05月01日