町長コラム(令和5年9月)
自立堅持(町長コラム)
このコラムをご覧になっている頃は、秋の台風シーズンがやって来る時期かと思います。立科町は、比較的災害の少ない町と言われてきましたが、令和元年秋に、これまで経験したことのないような東日本台風が襲来し、町内各地に甚大な被害をもたらしました。以降も集中豪雨等による自然災害が毎年発生しており、地震なども含め、何時何処で災害が起こってもふしぎではありません。日頃から災害に対する備えを怠らないよう、長い歴史で培われた土地の適正な管理と水田や農業用施設が持つ貯留及び排水機能が常に発揮され、町民皆様が安心して暮らすことのできる町づくりを進めていかなければと心している次第であります。異常気象が続く昨今に加え、近年は生活様式の変化により、木材等の利用が激減し、里山の手入れが進まず、農地も後継者不足等により遊休
荒廃農地が年々増加傾向にあり、このままでは景観形成が損なわれるだけでなく、災害を助長する要因ともなっています。今後とも、自然豊かで災害のない他に誇れる立科町を目指し、鋭意努力を重ねてまいります。なお、今月号で「町長コラム」の掲載は終了します。今後は、町公式ホームぺージ「町長の部屋」に不定期で掲載していきます。
(広報たてしな2023年9月号「自立堅持(町長コラム)42」より)
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更新日:2023年08月29日