蓼科山
蓼科山の中腹、頂上に奥宮を祀る蓼科神社の一ノ鳥居がある登山口。
蓼科山は、標高2,531メートル、八ヶ岳連峰の最北端に位置する日本百名山のひとつです。
コニーデ型火山にトロイデ型火山が噴出してせり上がってできた二重式火山で、岩塊に埋めつくされた山頂は円形で直径約100メートル。わずかに噴火口跡がくぼみ、火山であった名残りを感じさせます。くぼみには蓼科神社奥宮の石祠が祀られています。
優美な姿から「女の神山」とも称され、諏訪側から望む円錐形の山容は、「諏訪富士」とも呼ばれ、歌人伊藤左千夫は、「信濃には八十(やそ)の群山(注釈)ありといへど女の(めの)神山の蓼科われは」と讃えています。
独立峰といってもよいほど他の山から離れているせいもあり、山頂からの360度の展望は八ヶ岳連峰、南北アルプス、中央アルプスと大パノラマになっていてとても素晴らしいです。
(注釈)のちに「高山」に訂正
蓼科山への登山には「登山計画書」の届出が必要です
蓼科山への登山には、「登山計画書」の届出が必要です。
事前に登山計画書を作成することで、山の特性を知り、十分な準備をし、安全で楽しい登山をしましょう!
登山計画書の届出は、万が一遭難した際の、迅速な救助活動にもつながります。
届出についての詳細については、下記の長野県公式Webサイトをご確認ください。
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更新日:2024年11月05日