諏訪神社(宇山)

更新日:2023年03月31日

木々に囲まれた場所にあり、正面に紙垂の付いたしめ縄が掛けられている木造の諏訪神社の外観写真

旧宇山村(現在の立科町宇山地区)の村社である諏訪神社は、諏訪大社の末社である。

境内に掲げてある棟札の中で判読できるものの中に寛政7年(1795年)に小諸藩主牧野内膳正(ないぜんのしょう)康儔(やすとも)の武運長久を祈願したものがある。

現在、宇山区の鎮守の森として、毎年9月26日、27日に祭典が行なわれている。境内には樹齢数100年、幹周り6メートル以上の杉の古木が聳(そび)えている。

慶長から寛永年間初期に宇山地区の開拓と水田用水を求めて蓼科山から水を引いた。宇山堰の開通により、集落も次第に大きくなっていった頃のものと思われる。

創建年は不明である。社の奥の一段高いところには、古い苔生した祠がある。これはこの地に神社を祭った当時のものと思われる。

地図

諏訪神社の場所を赤丸で示した地図

所在:大字宇山972-1

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