切り石
切石は古くから北佐久郡と小県郡の郡境の目印にされてきた石であり、明治初年の記録や旧郡誌(ぐんし)の石のことが出ている。
その地籍一帯を字切石と称し、俗称「のこぎり引き石」または「弁慶の切石」として伝えられている。
箱畳(はこだたみ)峠を通る人々が「この石は巨石を引き切ったような珍しい石である」と言ったことからこの石の名称が発生したものと推定され、またこの石を境に小県郡へ入るというところで、昔から人々の心の奥深く印象づけられ保存されてきたものである。
地図
立科町・丸子町の境にある箱畳峠の頂上付近にある。
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更新日:2023年03月31日