特定外来生物(植物)について

更新日:2024年10月30日

特定外来生物(植物)とは?

   人間の活動によって、他の地域からもちこまれた植物(外来植物)のうち、地域の自然環境(在来植物)に大きな影響を与えるものを、法律で「特定外来生物(植物)」として指定しています。

   特定外来生物の飼育、栽培、保管、運搬、輸入などは原則禁止されており、違反すると罰則があります。(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律第32~36条)

   特徴と駆除・処分の方法は、以下のとおりです。庭先などで見かけましたら、特定外来生物の拡大防止にご協力ください。

オオキンケイギク

花の特徴 葉の特徴

・舌状花(花びら)は黄色 ・裂片(葉のこと)は楕円形

・筒状花(花の中心)は黄色 ・茎に粗い毛がある

開花時期

・5月~7月で温帯に分布し、日当たりの良い所に生育する。

駆除方法

・種子のほか根茎でも拡がり、根茎の一部分でも残っていればそこから再生するため、根ごとしっかりと抜き取る

・スコップや根掘り等を用いて根ごと抜き取る (できるだけ根を残さないように!)

・年 1 回以上(種子を散布する結実期が始まる前の 5 月頃まで)、 継続して実施する 

※土壌中には大量の種子が存在し、さらに種子の休眠期間が長い可能性がある

※周囲から種子が供給される可能性もあり、毎年継続して作業することが必要

オオハンゴンソウ

花の特徴 葉の特徴

・直径6~10センチメートル ・葉は羽状に5~7裂

・舌状花は黄色 ・茎はざらつかない

・筒状花は黄緑色

開花時期

・夏~秋で冷温帯に分布し、路傍・荒地などに生育する。

駆除方法

・種子のほか根茎でも拡がり、根茎の一部分でも残っていればそこから再生するため、根ごとしっかりと抜き取る

・スコップや根掘り等を用いて根ごと抜き取る(できるだけ根を残さないように!)

・年 1 回以上(種子を散布する結実期が始まる前の 4 ~ 8 月頃)、3 年間以上継続して実施する

※大きく成長していると抜き取りにくくなるため、5 ~ 6 月頃が実施しやすい (ただし、花のない状態で識別が難しい場合は、識別しやすい開花時期の 7 ~ 8 月に実施する)

※土壌中には大量の種子が存在する可能性があり、また周囲から種子が供給される可能性もあるため、 毎年継続して実施していくことが必要 

 

アレチウリ

花の特徴 葉の特徴

・花は白色で小さくたくさん集まる ・3~7回浅く裂ける

・果実に鋭い刺があり、複数があつまる ・目立たない鋸歯がある

開花時期

・8~10月で温帯~熱帯に分布し、日当たりの良い場所を好むさまざまな土壌に生育する。

駆除方法

・スコップや根掘り等を用いて、根ごと抜き取る

 ・成長すると長いつるを伸ばして抜き取りにくくなるため、実施は芽生え期から成長初期がよい 

・年 3 回以上(6 月下旬、7 月下旬~ 8 月上旬、9 月下旬等)、継続して実施する

※葉や茎には毛が、果実にはトゲがあるため、作業には革手袋等を着用する 

駆除したものの処分方法

   種子等が飛び散らないように、立科町可燃ごみ専用指定袋(赤い袋)に入れ、枯死させたのち処分してください。

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この記事に関するお問い合わせ先

立科町役場 建設環境課 生活環境係
電話: 0267-88-8411
ファクス: 0267-56-2310
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