町長コラム(令和3年11月)
自立堅持(町長コラム)
今回は、「物忘れ」について記述いたします。2021年に厚生労働省が発表した日本人の平均寿命は、女性が87.7歳、男性が81.64歳で、ともに長寿記録を更新しています。
しかし、その一方で介護を必要としている高齢者が増加しています。中でも「物忘れ」が進行してしまうと、自分自身だけでなく家族にとっても大きな負担となります。歳を重ねたからといって必ず「物忘れ」が進行してしまうわけでもないとも云われています。人によっては、いくつになっても思考明瞭でかくしゃくとしている高齢者の方もいます。
いったいこの違いは何処にあるのか、私には分かりませんが、人間の脳細胞は成長期を過ぎると年齢とともに減少していくのが自然な姿かと、つい素人判断してしまいます。
本人の希望やご家庭の事情で介護施設を利用されるケースも多く見られますが、介護保険料等かかる負担も増します。
元気で長寿を全うされることが、高齢者にとってもご家族にとっても幸せなことであります。町では、今後とも町民皆様の健康維持増進に力を注いでまいりますので、係る健康教室等開催の際は、積極的なご参加をお願いします。
(広報たてしな2021年11月号「自立堅持(町長コラム)25」より)
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更新日:2023年03月31日