滝不動と天満社

更新日:2023年03月31日

山の中の木の下にある、赤い屋根の滝不動と天満社の小さな社の写真

山部にある滝不動の祭神は「不動明王」とされている。

平安時代わが国では「不動信仰」が盛んに行なわれ、その後、時代を経るなかでこの信仰が次第に民衆一般に広められたものとされている。不動明王は「仁王経」の本尊である「五大明王」の最高尊で数多い忿怒明王を統率する神とされ、「破壊と創造の力をもつ威力絶大の神」であり、密教の主尊である大日如来が一切の悪魔を降伏させるため、自分から恐ろしい忿怒相に変化した姿だとも言われている。

人々は不動明王の壮観な姿に身をよせ、安全、除災を願うために各地に堂を建て祀るようになった。「滝不動」もその一つと考えられ、一際、険しく、滝の湧出するこの地に神託をを感じて「明王」の神体を祀り、この地域の安全を祈ったものと推察される。

地図

滝不動と天満社の場所を赤丸で示した地図

所在:立科町山部

東信日軽様駐車場奥

この記事に関するお問い合わせ先

立科町役場 教育委員会 社会教育人権政策係
電話: 0267-88-8416
ファクス: 0267-56-2310
お問い合せフォーム
みなさまのご意見をお聞かせください

ご意見ありがとうございました。

このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか